3月25日 第2段階 1〜2時間目
教習4日目。いよいよ第2段階に突入です。この日は初めて、赤/白のCB750教習車に乗ることができました。同じCB750ながら、いつも乗っていた銀色のヤツよりも新しい年式のモデルです。ちなみに、特に段階で教習車が指定されているわけではなく、その時の教官のノリで教習車が決定されます。検定で乗りにくい教習車に乗らされないか、今からドキドキしてしまいます(^^;
2段階の一発目は、いつもの狭い2輪教習コースから出て、四輪車の教習コースを走るという“混合教習”。公道に出たら、四輪車とも混じって走行しないといけなくなるので、その練習だ、という教習意図はよく分かるのですが、その四輪コースを走っている車はもちろん教習中のヘタッピ教習生が運転しているのであって、ある意味一般道路を走らされるより勇気が要ったりします。コース自体は広くて走りやすいんですが…。
この時間は、ずっと四輪コースを走らされるのかと思っていたら、2〜3周コースを周回して、すぐに2輪コースに撤収。その後はパイロンの周りをグルグルと小回りさせられたりしました。普通に走っている分には、結構大型も余裕!とか思い始めていましたが、小回りしろと言われると、やっぱり大型車は難しかったりします。
ちなみにこの時間まで、たまたま他の大型教習生と教習が重なることが無く、普通二輪や小型限定の初心者集団の中で教習してきたので、「自分の方が(当たり前だけど)上手に乗れてる」と、ちょっと慢心していたところ、今回初めて大型の教習生と一緒で、しかも女性ながらやたら上手く乗りこなされていて、自分の未熟さを思い知らされました。
うまく連続して配車予約が取れなかったので、1時間目と2時間目の間に、1時間空き時間ができてしまいました。雑誌でも読んで時間つぶしをしようかと、本まで用意していったのですが、ちょうどこの時間に普通二輪に初めて乗るという初回教習の方が3人おられて、興味本位で教習風景をずっと見せて頂きました。右の写真は、例によって押し歩きをさせられている初心者君たちの図、です。
その後センタースタンドを立てて、クラッチ・ギアチェンジ・半クラなどの練習をされていました。3人とも初めて乗られるはずなのに、既にこの時点で上手下手の差が見て取れます。運転の向き・不向きって、やっぱりあるんでしょうね。センタースタンドを立てる時点で、すでに2・3回バイクを倒してしまっていた学生さんがいたので、近くで一緒に見ていた青年に「ゼッケン4番の彼は、苦労してるみたいですね」と話しかけると、その青年は、件のゼッケン4番さんのお友達だということでした。そっ…それは大変失礼なことを…(=.=;ゞ
その青年自身は、つい先頃に無免許からいきなり大型二輪を取得され、現在はなんとヤマハR1に乗られているという猛者で、友人である4番さん(仮)を教習に誘って、初回の今日は付き合って来られたということでした。大学生でいきなり大型取得でR1乗りって…なんだかスゴイ。
その後もすっかり話し込んでしまい、気がついたら雑誌など読んでいる暇もなく、1時間が過ぎていました。
さて第2段階2時間目。この時間も四輪混合走行になっていましたが、この時間の教習車は、旧来の銀色のCB750を言い渡されました。チェッ…。
この時間も、前回とは違う大型の教習生さんがいらっしゃって、その人はカワサキのZEPHYR750で教習されていました。なんでも、ゼファーの方がCBよりもシートが低いらしく、比較的足つきがいいので、背の低い教習生はそっちで教習を受けるようになっているのだそうです。私は御陰様で身長はそこそこあるので、CBでも十分に足が着きますが、ゼファーの教習車もあるのなら、一度試しに乗ってみたいものです。
今回も前時同様、2・3周ほど四輪コースを周った後、2輪コースへ。またパイロン周回をさせられるのかと鬱になっていたら、今回はこれまで通り、コース順路を覚えながらの自主練習でした。さすがにこれだけ乗っていると、最初の暗記の苦労が嘘のように、2輪周回コース順路は覚え込んでしまっています。こんなことなら、コース表のコピーなんて30円で買わなきゃ良かった!ってほどに(苦笑)
この時間も教官は他の教習生の方へ視線を向けていて、私は放置プレイ状態だったので、自分なりに課題を設定して取り組んでみました。とりあえず、卒業検定でネックになりそうな一本橋の、通過速度を極限まで落としてみることに。右図のように、橋乗り上げると、信号機の横のデジタル表示板に通過所用タイムが表示されます。大型はパワーがあるので、クラッチの扱いが難しくて、今までリアブレーキだけで速度調節をしていましたが、速度を落としすぎてエンストしてしまってもいけないので、半クラも駆使して速度が落とせるように挑戦。少なくともエンストで橋から落ちてしまうることはなくなりましたが、タイムはまだまだ落とす余地がありそう…?

3月26日 第2段階 3時間目
教習5日目。この日も押し歩きの後は、教官の後を追走してのウォーミングアップ。この時間の教官は、例のメチャ速先導のヒト(1段階3時間目参照)でした。そんな車体倒しこんで走らんでも…といった感じ。自分も以前よりは大型車の運転にも慣れていて余裕があったので、この日はなんとかついていけましたが、その後の自主練習の時に「君、スピード出し過ぎ。コーナーでそんなに車体寝かせなくていいから」とのご指摘が。アンタに言われたくないヨ
殆どの時間はいつも通りコース周回自主練習でしたが、この日から急制動の箇所も、実際に停まりながらコースを周るように言われました。急制動ってのは、直線でギア3速40km/h走行し、目印のコーンポストを過ぎた地点からブレーキをかけて、指定の距離内(11mだっけ?)で安全に停止するという練習です。普通二輪の時と停止指定距離は同じですが、大型は車重がある分、ちょっと停まりにくい…らしい。ちなみに普通二輪教習のときには、急制動=急ブレーキと勘違いして、思いっ切りタイヤをロックさせながら停止し、教官にひどく叱られたものです。
まずは「手本を見せるから」と教官の後ろにタンデムさせられましたが、急制動の箇所までの道程で、やっぱりやたらに車体をバンクさせながら走る教官のタンデム走行は、ヘタな絶叫マシン顔負けに怖かったです。急制動自体は無難な感じでしたが、ブレーキングのタイミングを見ている余裕は無く、後部シートで半泣きになってました。
2回ほど泣きながら教官の手本とやらを経験した後、実際に自分で走行。やはり車重の関係で多少停まりにくいものの、ここも普通二輪免許取得後に実際の一般道路で数々の修羅場を潜り抜けてきた経験が生きていて(笑)ノープロブレムでした。

3月27日 第2段階 4時間目
この日は実際の走行ではなく、シミュレーターマシンによる教習でした。いつもの2輪教習コース待合室ではなく、本館3Fのシミュレーター室に行くよう指示があり、部屋に入ると、どこかで見たような筐体が置いてありました。ああ、こういうの前にも運転したことあるよ。…ゲーセンで(笑)
教官がまだ来ていなかったので、興味本位でハンドル周りとか細かい所までジロジロと観察してみると、メーター下に何か書いてあります。
「XJR」?! あのヤマハの…?
ハンドル周りだけ流用してるんでしょうね。車体なんて、どう見てもアメリカンっぽいデザインだし。と思っていたら、部屋の端に着せ替え用(?)のシートアタッチメントが置いてありました。これに付け替えることで、ネイキッド風にもできるんでしょうか。細かいオプションですが、シミュレーター精度と殆ど関係なさそうな点が気になります(笑)
ナンバープレート部分には「Safety rider RS-6000」と書いてありました。後で調べてみると、(株)三菱プレシジョン社製品みたいでした。三菱って色々作ってるなぁ。
色々と小ネタを撮影していると、教官よりも先に普通二輪教習の学生さんが入ってきました。こんなところでデジカメを構えているのは、いかにも怪しい人なので、この辺で自粛。続いて教官(例の速先導のH田さんだ!)も来られ、まずはシミュレーターに乗る前に、危険回避に関するビデオ鑑賞。このビデオ、普通二輪のときにも全く同じものを観た記憶がある…っていうか、ビデオ古過ぎです。どう見ても70年代後半〜80年代っぽい年式の車やバイクばかりが登場してます(^^;
30分ほどビデオ鑑賞してから、ようやくシミュレーターに乗ることに。後ろのパソコンで、教官がなにやら色々と操作を加えたり、データを取ったりしているようでした。ちなみにOSはWindows系みたい。ゲーム映像のポリゴンはちょっと懐かしい香りがする画面でしたが、なかなかよく出来てます。それにしても、この仮想空間の住人は、自己中心的な人間ばっかりなのでしょうか。やたら交通法規を無視して、安全運転中の教習生に無茶なトラップを仕掛けてきます。
なんとなくお約束で、「はは〜ん…この辺りでわき道から何か飛び出してくるな?」「このバスの陰には、絶対人が隠れている臭い」と、頭では理解できそうな攻撃パターン(違)なのですが、バイクの運転自体が実車とはかなり操縦感覚が違っていて、普通に走らせるだけで精一杯。なんとか数箇所のトラップをクリアしつつも、「対向車線側の路肩に停めていた車が、突然動き出してセンターラインを割ってくる」というラスボス(?)でゲームオーバーになってしまいました。実際の運転がヘタってのなら仕方がないですが、機械に負けるのは、なんか悔しいです(※ゲームではありませんし、そもそも勝ち負けを競うような教習ではありません)w
ちなみに、この教習が終了して、残りの教習は3回だけ。予定では2日後に“みきわめ”なので、3日後の卒業検定を申し込んできました。それまでに教習が終わってなかったらカッコ悪いなぁ(^^;
卒業検定の受験料は、3000円。この時点での教習費用総計は76,470円也。なんとか8万円までで抑えるゾ〜。

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