3月28日 第2段階 5〜6時間目
教習7日目。この日は夕刻からの教習でしたが、お昼を過ぎた辺りから雷鳴が轟き、スゴイ暴風雨の荒れ模様に。このままだとキャンセルした方がいいかな?でも教習がずれてくると、春休み中に免許取れないし…と悩みつつ、なんとか雨はあがってきたので、予定通りにクルマで教習所へ向いました。教習所入り口付近の自転車置き場を見ると、強風で倒された自転車が将棋倒しに…。ヒエエ。
気を取り直して配車券を受け取り、二輪教習コースへ向うと、他の教習生は強風の中、カッパレインスーツを着て教習に勤しんでいました。私も頑張らねば…ッ。
カッパレインスーツへの着替えをためらっているうちに、雨はすっかり止みました。曇天なら大丈夫ですが、風が強いと二輪車はあおられてバランスを崩しそうで、ちょっと不安です。コース上にいつも設置してある、スラロームのパイロン(三角コーン)も、コース端へ除けてありました。教官の話では、これくらいの風ならコーンは大丈夫らしいですが、台風の時にはコース上に散乱して、大変なことになったそうです。
この2時間乗ると、次はもう2段階のみきわめなので、「そろそろ仕上げていかんとな」と教官に背中を押されつつ、意識して課題走行。スラロームでギクシャクしてしまう点を指摘されたので、そこを中心に自主トレーニングしました。…って、なんで他の教習生はちゃんと教官が傍で指導していることが多いのに、私はいつも自主練習なのでしょうか?「もはやキミに教えることは何も無い!」というのなら、それはそれで嬉しいですが、お褒めの言葉ももらったことないし、そんなに乗れてる自覚も無い…(^^;ゞ
結局スラロームはあまり上達できないまま、この日は珍しく一本橋でも脱輪連発。いや、言い訳させてもらうと、そのうちの大半はやっぱり強風の影響でふらついてしまったんですが。。。卒業検定当日に、こんな天候だと嫌だなぁ。

3月29日 第2段階 7時間目(みきわめ)
教習8日目で、いよいよ2段階のみきわめです。これで合格なら、最後の教習ということに。こちらとしても、俄然、力が入り………ません。今までのパターンだと、どうせみきわめって言っても、例によってコース周回自主練習させられるだけで、何も特別な指導は無いんでしょう?とかひねくれていたら、本当にコース周回自主練習だけでした..._| ̄|○
ただ、この日は普段よく使っていた教習車と違う号車に乗らされて、慣れるまでちょっと戸惑ってしまいました。同じ車種で、同じ年式でも、こんなに個体差があるのか?!と驚くほど、車によって乗り心地が違います。
今日使ったのが、一番普段使われてなくて、新車に近い車なんだそうですが、まずもってエンジンのかかりが悪い!(放置されてたから?)チョーク引いてエンジンかける教習車って、どうよ。で、乗ってみると、何故だか取り回しが軽い!どういうことでしょう?そういえば給油メーターは確認しませんでしたが、タンクの中身が減っていたから軽かっただけってオチは無しですぜ。そのかわり、シフトチェンジが入りにくくて困りました。クラッチも、なんだか重くて、思いがけないところでエンストしたり、急制動の後に1速にギアが落ちなくて3速発進してしまったり(それで無難に発進できる大型車のトルクにも驚きましたが)。
教官には「エンストや適正ギアの選択で、ちょっとミスがあったな」と指摘されましたが、車のせいで…とは言えず。どんなクルマでも乗れなきゃ、免許の意味無いですしね。とりあえずみきわめは、無事もらえました。あとは卒業検定で、この教習車にあたらないことを祈るばかりです。

3月30日 卒業検定
教習所通いも9日目。待ちに待った卒業検定の日です。朝9:40からの一発目の試験なので、気合を入れて目覚ましを鳴らし、7時前に起床…!と、窓を開けると見事に雨でした_| ̄|○
なんてこったい。よりによって、入所日と卒業日が共に雨天とは、なんともツイていないものです。でも延期しちゃうとその後の予定が狂い、春休み中に免許が取れなくなるので、仕方なくクルマで教習所に向いました。
教習所に着いた頃には雨も小ぶりになっていましたが、二輪コースを見に行くと、見事に水溜りが。
まずは入所式のときに使った例の第2教室で、卒業検定の説明を受けました。「普段の練習通りに普通に走れば合格しますから」と教官は言うものの、検定の観点や、中止事項などを細かく説明されると、どうしても気にしてしまって余計に緊張が走ります。
雨が降っていても、波状路の立位走行や、スラローム、一本橋の合格目標基準タイムは変わりません。一本橋なんて、ウエット路面では、滑りやすくなってたりしませんかね?
唯一変更があるのが、急制動の制動区間で、40km/h走行から11m以内に停止しなければならなかった決まりが、ウエット路面では14m以内に緩和されます。ブレーキディスク自体は濡れていないので、制動自体は変わらず、ちょっとラッキー…な気もしますが、やっぱり濡れた路面で急制動を練習した経験が無いので、どれくらいの滑り具合か実感できず、不安がつのります。。。
説明が終わり、二輪コースへ行ってみると、幸い雨は上がっていました。路面は微妙な感じの乾き具合で、教官も一寸悩まれてましたが、この日はウエットコンディションと見なして、急制動は14mで検定することに決定。「準備して実際に走る頃には、もっと乾いてるだろうし、ラッキーだったな」と教官。別に完全に乾いたコンディションなら、普通に11mで止まれてたんで、余計な変更があった分、逆に気になるんですけど…(汗)
検定は、大型の教習生から順に、普通二輪の教習生も一緒に受検します。大型の検定は、私以外にもう一人だけ、年長の女性の方が受けられていました。待っている間に話を聞くと、普通二輪の免許も持っておられず、いきなり大型を受けに来られたということでビックリ。ハーレーのスポーツスターに乗りたいということらしく、普通二輪はアウトオブ眼中だったようです。そういえば、先日の青年もR1(※スバルの四輪車でもリコーのデジカメでもなく(笑)ヤマハのYZF-R1)に乗りたくて大型を取った様子でしたし、大型教習者は、何か特定の、憧れの大型車というものがあって、免許を取りに来られている方が多いようですね。「なんとなく」なんて呑気な理由で取りに来てるのは、私だけ?(^^;ゞ
さて私は、その女性に続いて2番目のスタート。気になっていた教習車は…前日使って乗り心地の悪かった20号車でした...orz
指定されてしまった以上は仕方がないのでハラをくくり、「いつも通りに」と言い聞かせながら発進!…その「いつも通り」の走りが十分不安定なのが気になったところでしたが(苦笑)、なんとか途中で検定中止を言い渡されること無く、最後まで完走できました。それなりに無難に走れたつもりですが、やっぱり緊張していて一本橋で落ちそうになったため、スゴイ速さで駆け抜けてしまったりで、タイム減点が気になるところです。ちなみに急制動は11m越えてたかも…?結果的に14m設定で大助かりです(^^;
この日の受検生は普通二輪も合わせて、全部で7名。私は2番目に走り終えてしまったので、普通二輪の受検生が走っている間、結果を気にしつつも、走り終えた教習生と色々と雑談して過ごしました。こういう時、早目に終わっていると、気が楽でいいですね。途中、スズキST250に乗りたいと語っていた普通二輪の女性が一本橋から転落→検定中止で、他の受検生にも緊張が走りましたが、その他の人は、とりあえず完走。7人目が走り終えたところで教官が戻って来て、ひとりずつ講評をもらいましたが、検定結果はなかなか教えてくれず、気が休まりません。「もうちょっと」と何故か結果をじらされながら待つこと十数分、ようやく結果を申し渡されました。
結果、前述の一本橋で失敗してしまった一人を除いて、残り6人全員が合格判定。見るからに落ち込んでいる不合格者の前で少し申し訳ない気分になりつつ、嬉しいというよりもホッとした気持ちで、手続きに向いました。
合格者は受付で必要書類を受け取り、再び第2教室へ。試験場での免許交付の手続き方法や、卒業後も受けられる無料運転講習の案内などの説明を受けました。
最後に教習所への要望等アンケートを取らされたので、今回も無駄とは思いつつ、とりあえず二輪待合室の「分煙」を要望しておきました。まぁどちらにしろ、自分はもう(免許取り消しにでもならない限り)二輪教習を受けに来ることはないんですが。そう思うと、ちょっと寂しい気も…
…しませんね、正直(^^;ゞ
ともかく合計9日間、お世話になりました。後で色々とネット上の大型教習情報を見ていると、どうも自分の通っていた所は比較的易しかったような印象です。結果的に一回の教習延長もなく、卒検も一発合格で、最短で卒業することができました。


3月31日 免許申請
さて、卒業検定の翌日。早速免許の書き換えを申請しに、兵庫県運転免許試験場(明石)へ行ってきました。すぐ隣に免許更新センターがあり、普段の免許更新ではそちらの建物にお世話になっているので、思わず間違えそうになります。試験場はお役所仕事で土日祝祭日は閉まってしまうため、平日に行かなければならず、この春休み中を逃しては次にいつ来られるか分からないので、早々に行っておかねば。
普通二輪を取得した時には、クルマで行って停める場所がなく、近くの有料駐車場に停めるハメになったので、今回は単車で出動。無事に試験場の駐輪場に停めることができました。
朝は9:00〜9:30の受付だというので、余裕をもって8:30に行ってみると、中は既に黒山の人だかり。まだ9:00まで間があるというのに、死ぬほど混雑していました。受付の人の話では、4月までに免許を取ってしまおうという学生さんなどが多く、この3月末日というのは、一年で一番試験場が混雑する日なんだそうで、エラい日に来てしまったものです。ちなみに二番目に混むのがゴールデンウイーク辺りなんだそうですが、そういえば2年前に普通二輪取りに来たのが、確かゴールデンウイーク前後だった記憶が…。そんな日ばっかりかい(^^;
最初の証書窓口辺りまでは、原付免許の受検者などと同じだったために、長蛇の列に並ばされることになりましたが、その後は筆記試験も実技試験も免除ということで、空いている適性検査(視力検査等)の窓口へスムーズに流れて、思ったよりも早く手続きが済みました。それにしても、試験場の係員(警官)の態度が、総じて少し高圧的で、ちょっと嫌な感じです。そりゃ、免許なんて交付したくないような、手続きの間だけでも見るからに素行の悪い(スーパーサイヤ人みたいな髪型wの)ヤンキー風の受検生もたくさん居て、そういう態度になるのも分からなくはないですが…。
交付時の講習や、新しい免許の写真撮影まで時間ができたので、飛び入り実技テストの様子でも見学に行こうと、待ち時間に試験場の二輪コースへ。さすがに教習所よりも広いコースで、受検生らしい数名が、自分の足でコースを歩いて、感触を確認されているところでした。時間の関係で、結局実際の試験風景は見学できなかったけど、難易度云々以前にやっぱりこういうところでの一発試験って、メチャクチャ緊張しそうで性に合いません。無難に教習所通って正解でした。
適正試験後、一時間ほど待って、ようやく講習開始。講習といっても、免許交付申請の手続きについての説明が殆どで、程無く写真撮影に。少しふざけて、カツラとかかぶって写ってやろうかと思いましたが、大人気ないので自粛しました(笑)
証明書代わりにもなる免許証で、本人確認ができなくても困りますしね(^^;ゞ
ということで、やっとこさ手にすることができました免許証。教習所に入所してからちょうど二週間、ここに「大自二」のたった三文字を追加する為に、いくらお金と時間がかかったのやら。
ちなみに、試験場での必要経費は、試験手数料2,050円+免許交付手数料1,650円で、計3,700円。教習にかかった金額が76,470円なので、免許を手にするまでにかかった金額は、合計で80,170円でした。う〜ん…8万円を少しだけオーバーしてしまったか。

それにしても、きまぐれで始めた今回の教習。どうせ色々とトラブルがあるだろうし、失敗談を面白おかしく日記にしてみようと思って書き始めたのに、思ったよりも教習がスムーズに進んで、良かったのやら悪かったのやら(^^;
なんにせよ、(過度に調子にのるのも禁物ですが)自分でもストレートで免許取得できたことは、少なからず色々な面でも、自分への自信つながりました。今後も初心を忘れずに、安全運転に努めようと思います。とりあえずは、ゴールド免許維持を目標に…(^^;

<<Back       Cycle>>





SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送