宿から歩いて回れる範囲はとりあえず散策したので、ここからは車で移動。路面電車にも乗ってみたい気がしましたが、時間の都合もあり、Keiで松山城を目指すことにしました。
ちょうど前走車のいおりさんのラピュタと、路面電車が信号待ちで並んだところを撮影することに成功。電車が普通の道路信号で停まっている姿って、やっぱり新鮮です。
城はナビで検索するも、アホなナビでよくわからず、結局道路案内表示を頼りに登山口に向かいました。
以前に御家族で来られたことがあるという、いおりさんに先導されて(ナビ付き車がナビ無し車に先導されてどうするよ)、ロープウェイ乗り場付近の駐車場を探していると、そこら中が道路工事中。一方通行だらけの細道と相まって、非常に走りにくい状況でした。
どうにか乗り場に近い駐車場を確保し、ロープウェイ乗り場に向ってみると、なんと乗り場も改修工事中。しかも、ロープウェイ自体も運休していました。オイオイ。。。
ロープウェイは利用できませんでしたが、隣のリフトは稼動しているということで、とりあえずリフト往復券を購入。
個人的にスキー場のイメージが強いリフトなので、雪の無い所で乗るのは、なんだか妙な感覚です。運休しているロープウェイを横目に見ながら、リフトに乗り込みました。高所恐怖症気味の自分にはちょっと怖い気もしましたが、三十路男に歩いて登る体力は御座いません。
リフトの降口から天主までは、さすがに歩いて登るようになっていました。上までリフトで行っちゃったら、逆に観光の意味が無いですしね。
…と、ここにも工事中の看板発見!なんと天守閣も工事中とな?!春には完了予定のようで、すごく運悪いタイミングで来ちゃったみたいです。
すごく計算しつくされた美しいラインの石垣を横目に見つつ、反対側を見ると松山の街が一望できる、なかなかの景観。この辺り、地元の姫路城よりも高台にあるお城の特権ですね。日本史好きな割には、あんまり詳しく知らなかった松山城ですが、来て良かったと思いました。
とりあえず自分の中の認識では“「仮面ラ○ダーV3」のロケ地になったお城”くらいの印象しかなかったのですが(笑)
ここでも、観光課(勝手に決めつけ)の袴女性とオッサンの姿が見られました。例によって記念撮影の補助をされていたようです。姫路城には丁髷をした観光案内係がいましたが、色々と尋ねれば、薀蓄を語ってくれたのでしょうか。
城の所々には、左写真の「雲」のような、漢字一文字が書かれていてアクセントに。まぁ真っ先に連想したのは、「響鬼」前半の演出でカット挿入されていた漢字のことですが(←ライダーから離れろ)。
程無く天守閣前の山頂広場に到着。見上げても美しいお城ですが、どの角度から撮っても工事中の部分が写りこんでしまって残念。上まで登ることはできるのかな…?
観光地らしく、記念撮影のための写真屋さんも、テントで店を構えていました。
看板には「個人写真・承ります」「デジタル写真もすぐ出来ます」の文字が。「デジタル写真」というか、デジタル写真の方がフィルムよりも余程「すぐ出来る」気がするのは気のせいでしょうか。
城閣入場券売場には人がいて、どうやら工事中の天守閣にも上れる様子。券売り場前には俳句募集のポストが設置されていました。中途半端な知識で、松山の俳句の由来は正岡子規あたりにあるのかと思っていたら、実は4代藩主松平定直にまで遡るとか。
記念に一句詠んで投稿しておきましたが、あとから考えると季語が入ってなかった気が…。詠んだ時には、我ながらよく出来たと思っていたのに、それじゃ川柳だよ..._| ̄|○
工事中でちょっと興醒めだったけど、せっかくここまで来たし、工事中の天主っていうのもそれなりに面白いかも?と、興味本位で入場(城)してみました。
入ってすぐのところに、左写真のような廊下が。なんと!松山では数百年も前に、こんな鉄筋やパネル造りの技術が!?…って、ただの改修工事の骨組みですね。。。
ん〜…入り口からこれでは、先が思いやられる。
…などという心配は杞憂で、奥まで進むと、しっかりお城らしい雰囲気を味わうことが出来ました。武具や美術品も展示してあって、なかなかの見応えです。板の間の合板の隙間から、階下の光が漏れていたのは、ちょっと怖かったですけど(^^;
さてさて、天主最上階まで上ってきました。お城に限らず、高層建築物の最上階では定番の「ワンコイン双眼鏡」が設置されていましたが、←この状況で何を眺めればいいのでしょう?(^^;
「キケン」の文字が、ピンボケで見えるだけ?
工事の鉄骨足場が邪魔をして、残念ながら最上階からの眺望は望めませんでした。
地方のお城に上ると、どうしても地元で子どもの頃から親しみのある姫路城と比較してしまうのですが、階段の急さ加減は同じくらいなものの、幅が広いのと、段の端に滑り止めの“返し”がついていて、上り下りしやすい階段でした。
出口付近の廊下には、日本全国のお城の写真パネルが飾ってありましたが、←のようにすっかり色褪せてしまっていました。この姫路城って、いつの写真?改修前?
いおりさんは、色褪せた写真を復元する機能(?)がついているというデジカメを構えて、ここぞとばかりに嬉々として試し撮りされていました。
天守閣前の山頂広場に戻ってきて、そこの売店でそのまま昼食をとることに。四国に来たからにはと、うどんを注文しましたが、讃岐うどん並の味を期待して、少々裏切られました。やっぱり香川と愛媛は違うよね(^^;ゞ
食事をしながら、いおりさんのモバイルの力を借りつつ帰路を検索していたら、車検を終えられたJOTさんから連絡が入り、帰路に向う前にもう一度お会いすることに。早々に食事を済ませて再びリフトに乗り込みました。「飛び降り禁止」って、そんな両手をバンザイして飛び降りる人がいるのでしょうか。
立体駐車場からギリギリの寸法のKeiを引き取って、ペッポコナビに頑張ってもらいつつ、前日集合したカラオケ屋の駐車場へ。ここでJOTさんと再び合流です。「昨日渡し忘れていたモノが…」と、「仮面ラ○ダー555」のプレステ2ソフトを貸して下さいました(攻略本付き!)。こっちはお土産を忘れて来てしまっていたのに…。もう少しお話していたかったのですが、帰りの時間の関係もあり、早々に別れて帰路につきました。本当にありがとうございました。
←フロントガラスが汚れていてうまく撮れてませんが、あまり来ることも無さそうな松山ICを最後に記念撮影。あとは前日来た道を、ひたすら自宅に向って逆走です。
高速道からは、要所要所で瀬戸内の海が綺麗に見えました。海が北に見えるってだけで、なんだか新鮮。
当初は帰りもフェリーを予定していましたが、疲れて面倒になったので、ちょっと贅沢して、瀬戸大橋を渡ることに。でもこの日は強風に煽られて、かなりの恐怖体験でした。見晴らしは最高だったのに、そんな余裕は無く…。
帰路の途中、ついにオドメーターが88,888kmを達成!メーターが変わらないうちにと撮影したので、速度計の針の差している部分は気にしないで下さい(危険なので良い子のみんなは安全な場所に停車してから撮影しましょう)。
3月末で利用不可となるハイウェイカードの残高も、橋を渡ったことで今回の遠征中に無事使い切って、めでたしめでたし?でした。

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