大型二輪教習日記
1月に三十路を迎えたのを機会に、何か資格を取りたくなった管理人。春休みを利用して、思いつく一番身近な資格・大型二輪免許を取りに行くことにしました。普通二輪を取得してから、約2年。別に大型車で乗りたいバイクもないけれど、普通二輪の運転にもスキルアップになるかな?なんて。
教習所は、悩んだ結果、結局四輪も普通二輪もお世話になった母校「はりま自動車教習所」に決定。駅のすぐ前という非常に恵まれた立地に見えて、実は駅の降口とは反対側に建っているので、かなり離れた歩道橋を迂回しないと教習所まで辿り着けないという、駅からのアクセスは想像以上に悪いこの教習所。知人の話を総合すると、結構厳しいらしく、他にもっと易しく免許の取れる学校もあるそうだけど、やっぱり家から一番近いし、卒業生割引もあるし(←結局それか!)。
本当は、あんまり来たくなかった母校(汗)。まだ少し入所を悩みながら、とりあえず話だけ聞きに…受付に行くと、なんだかんだと丸め込まれて(失礼)、気がついたらすっかり入所手続きしてました。
その場で即、適性検査。視力検査と写真撮影もありました。心の準備も体の準備もお金の準備も(笑)してきていなかったけど、入学金は一週間後の入所の際でOKとのこと。卒業生割引で入所手数料が21,000円、教習料が47,.470円、それに“優先的に配車予約スケジュールを組んでくれると”いうサービスのVIPコースというの(なんちゅうネーミングセンスw)をオプションするとプラス5,000円で、合計73,470円です。ぐむぅ…比較的安いんだろうけど、それでも結構高い(^^;
ちなみに話を聞くだけのつもりで出かけていたので、服装もメチャクチャ適当。その場で撮影された証明写真が貼付された教習生手帳を後日見てみると、左のような悲惨な有り様でした。免許証や証明写真の人相が悪いのはオヤクソクですが、この写り方はあんまりだ..._| ̄|○
平成18年3月18日 入所
毎週木曜と土曜が入所日指定になっていましたが、木曜日は当然仕事の都合で無理だったので、結局受付から一週間後の土曜日に入所することになりました。この時期は学生さんも多いだろうし、狸の皮算用計画通り春休み中に取れるのだろうか…。
入所日は、あいにくの雨天でした。まぁ入所日は手続きや適性検査だけで、バイクにはまだ乗らないだろうし、気分的には雨はイヤだけど天候はどっちでもいいか。…って、待てよ?入所日ってバイク乗らなかったっけ?普通二輪の時は適正を見るとか言って、バイクまたがった記憶も…。2年前のことなのに、すっかり忘れてしまっています。
とりあえず念の為、クルマにヘルメットとグローブだけは積み込んで、教習所へ。車の免許を取りに来るはずの教習所に、車に乗ってくる人は少ないようで(笑)、土曜日にもかかわらず駐車場は結構空いていました。
入所手続きの際にもらった紙には「2階第1教室にて入所受付」と書かれていたので、所内をウロウロしながら「第1教室」とやらを探し当てると、教室の入り口には「仮免許試験会場」の文字が。しばらく教室内に入って待っていましたが、なにやら違和感を感じて受付カウンターに訊きに行くと、人数の関係で「第2教室」と入れ替わりに変更になったとのこと。四輪免許取得してから10年以上経つのに、危うく仮免許試験を受けさせられるところでした。ていうか、そういうことは大きく貼り紙するとかして事前に知らせてくれないと困ります。入所前から、ちょっと教習所に不信感が。
改めて第2教室に入ると、自分以外は全員四輪免許取得希望の若者(こういう言い方をしてしまう年齢になっちゃったなぁ)ばかりでした。一人だけヘルメットを小脇に抱えた三十男、明らかに目立ってます(^^;
教室は所謂“大学の講義室”風の、ちょっと懐かしい感じの机の配置。入所受付のオネエサンにATMで下ろしてきたばかりの73,470円を手渡し、教習原本と手帳をゲットしました。これで今日から、(本業は教師なのに)学生に逆戻り。
まずは簡単な入所説明があってから、ペーパーテストによる適性検査もありました。マークシート方式で、こんな教室で受けていると大学入試センター試験を思い出して、少し鬱に…。 問題は、よくあるIQテストのような、ひたすら単純計算を繰り返したり、図形を合わせたりする例のヤツ。私の苦手なジャンルです(^^;
後半は心理テスト的な内容で、「空いている直線道路では、速度を出したくなりますか?」「後続車に追い越されると、ついカッとなりますか?」というような、本当はぶっちゃけYESだけど、そう答えると適正下がるのが見え見えな質問ばかり。一応全てNOと回答しましたが、「他人の運転を見て“よくあれで免許が取れたものだ”と思うことがありますか?」という質問だけは自分を偽れず、つい「非常にそう思う」と答えてしまいました。私のKeiと接触事故を起こした同僚の「彼」のことが、つい脳裏に…。
入所式後、二輪教習の教習生(要するに私だけ)が若人から引き離されて、二輪教習コースへ誘導されました。コースの端には二輪専用の待合室があるのですが、相変わらず煙草臭い室内でした。確か普通二輪を卒業する際に書かされたアンケートに、しっかり「分煙を!」と書いておいた気がするのですが、結局意見が反映されていないようで、なんのためのアンケートだったのやら。見ていると、教官の殆どが喫煙者のようなので、難しいのかもしれませんが…。
ここで担当教官から色々と教習方法について説明を受けるも、普通二輪の時と殆ど同じ内容で、いちいち知っていることを教官に説明させるのも無駄かと思い、卒業生である旨を伝えました。「そういえば見覚えがあるかも?」って教官、ぶっちゃけ忘れていたなら正直に言って下さい。説明のために設けられていた時間がすっかり余ってしまって、あとは教習時間終了まで教官と世間話に。二輪のAT限定免許は、小型限定や普通はまぁまぁ教習生があるそうですが、大型AT免許取得に来られた人は、今までに2人だけだそうです。ATの大型限定って、排気量650ccまでって規定もあるし、人気が無いのも分かりますが、そんな免許区分のためだけに、100万円以上する大型スクーターの教習車を備えておかなければいけないなんて、教習所も大変ですね。

第1段階 1〜2時間目
この日は入所と説明だけで終わりだと思っていたら、そのままぶっつけで2時間乗れることになり、慌ててクルマにヘルメットを取りに戻ることに。教習所でもメットは借りられますが、教習所のメットをかぶる際には、下にインナーキャップを200円で買ってかぶらなければいけないシステムになっています。なかなか商売がうまいですね(笑)。グローブは、無ければ教習所が軍手を無料で貸してくれます。軍手を…。
第1段階の間は、赤いゼッケンを着けて教習を受け、2段階になると緑のゼッケンに変わります。個人的には(初心者マークのイメージからか)なんだか緑色の方が初心者っぽい印象があるのですが、この教習所では「初心者は赤信号」とでもいうイメージなのでしょうか。
メット・グローブ・ゼッケンの他に、転倒時の保護用にヒジ・ヒザパッドも着用しなければならない決まりになっています。大きい方がヒザ用で、小さい方がヒジ…と、そこまでは覚えていましたが、「左右って同じだったっけ?上下は…?」と、またもや2年前の記憶はどこかに消えうせてしまっていました。
この日は雨天のため、パッドを当ててから、上にカッパレインウェアを着込みます。これで万全!と思って教官の前に出ると、「ゼッケンは?」と早速御指摘が。そうですよね…レインウェアの上からゼッケン着ないと、見えないですよね…(T-T)
それにしても、教習初日早々から雨天とは、やっぱりついてないです。普通二輪の時は(意図的に避けてはいましたが)一度も雨天教習はなかったはず。でも天候など気にせず一気に取得してしまいたい気持ちもあったし、とりあえず頑張ろう。
まずは準備運動。この教習所では、教習が始まる前に「準備運動」と称して、教習車を押し歩きながら自分の足でコースを回らなければならないという慣習(?)があります。他所でもやってるのかな?こんなこと。大型は準備運動コースが短く設定されてはいますが、やっぱり大型の押し歩きは重たい…(>_<;
さて、その大型教習車は定番の、ホンダCB750。乾燥重量217kgの車体は、大型にしては軽い方なのかもしれませんが、普段乗っている鳥塚くんが111kgで約半分、モン吉くんに至っては58kgで、CBは約4倍の重量ということになります。エンジンかけてまたがってしまえば、車重もあまり気にならないのかもしれませんが、押し歩きしている時には「大型免許取っても、絶対大型なんかには乗らねぇー!」と心の中で叫んでいました。
さて、いよいよ教習開始。教習車に乗るときには、先にスタンドはらってからまたがって、右足でブレーキペダル踏みつつミラー角度を調節してから、初めてエンジン始動…と、余計な教習所ルールだけは何故かしっかり覚えていました(^^;ゞ
まずは教官の後について、グルグルと周回。続いて8の字〜スラローム〜クランク…とお決まりのパターンです。周回を普通に流しているだけなら、走り出してしまえば普通車と殆ど同じ感覚で乗ることができました。8の字やクランクは、慣れるまでちょっと苦戦。車体を傾けると、やっぱり重さを感じることになりますね。普段鳥塚なんかに乗ってるから、重いのは苦戦するのかな〜と思いつつ、一本橋へ。
ここは、普通二輪が7秒でいい所を、大型は10秒以上かけて通らなければなりません。こりゃ大変だ…と思いきや、初挑戦で8秒の好タイムを記録。「最初は慣れるまで、タイムは気にせず落ちないことを目標に走ればいいよ〜。最終目標が10秒だからね」などと教官に言われてましたが、2時間目の教習では最終的に11秒まで粘れました。あんまり遅いとエンストしそうになったことはありましたが、少なくとも橋から落ちそうな気配はありません。トリッカー効果で、バランス感覚は磨かれていたのかも。。。軽い単車でも、しっかり運転技術アップに貢献してくれていたのですね。
交通法規的なことで何度かお叱りは受けたものの、技術的には思ったよりちゃんと乗れてて、自分でも意外でした。普通二輪の時は、嫌々ながら頑張って通った記憶がありますが、この2時間は非常に楽しく、大型試乗会にでも参加している気分で走ることができました。この調子で最後まで…って、そんなには甘くないんだろうな。

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